BRM1009 伊那600 DNF

VCRあおばのBRM1009 伊那600に参加してきました。結果は残念ながらDNFでした。

 

600kmブルベは2019年3月にハマイチ600を完走し、同年6月に安曇野600をDNFして以来です。以後、プライベートでも600km級を走ることはなかったので2年半ぶりのチャレンジとなります。

 

チャレンジの場はあおばの伊那600。酷がつくほどではないですが、獲得標高7000mのなかなかの山岳コースです。特に序盤の信州峠が大ボスのようです。

 

ホテルは350km地点のホテルルートイン伊那インターを予約しました。グロス19kmで午前0時ごろにつく計画です。普段どおり、ついてすぐ眠くなるように午前0時頃にホテルインするようにしましたが、初めてのコースではグロスが読みづらいのでちょっと不安です。ホテルの方は遅い時間のチェックインも大丈夫のようでその点は安心でした。

 

ということで、グロスを意識しながら走りましたが、PC2の甲府盆地までは20km/h程度。信州峠を上ったところで19km/hまで落ちましたが、野辺山から小海、佐久穂、佐久の下りでは追い風も手伝って、21km/hに迫る勢いで走ることができました。

 

佐久付近を快調に走っていたその時、やってしまいました。典型的な右直事故。右折車と直進する私の側面が接触してしまいました。お互いブレーキをかけたため衝撃は大きくはありませんでしたが、避けきれませんでした。

 

接触直後は肋骨も痛み、バイクのダメージも不明だったので、すぐに警察を呼んでもらいました。

 

当たった瞬間は、バイクは逝っちゃったかと思ったのですが、確認してみるとブラケットとサドルに擦り傷が入ったのと、ステムがずれる程度で、まだ走れる状態のようでした。怪我の方は肋骨の痛みはすぐに消え、右足くるぶしに擦り傷が出来た程度でした。

ブルベはこのまま継続できそうな感じでした。

 

自動車の運転手の方とは、「右折車の前方不注意が原因ですよね」「自転車の修理代は払ってくださいね」というところは合意して、警察を待ちました。

 

110番して20~30分して、ようやく警察の方が現場に来ました。地方だとこんな感じなんですね。最初に来た交番からの警察官の方に一通りの状況説明をしたあと、今回は人身事故ということで交通課の実況見分と調書作成がありました。事故に至る状況をヒアリングされ、1つ1つ写真を取り、最後は調書にまとめるという作業で、必要なことなのでしょうが、時間がかかる作業で、結局、事故発生から調書完了まで一時間半かかりました。

 

事情聴取の中で、どこからどこまで行くところだったのか聴かれたのですが、ブルベのことを説明してややこしいと思ったので、「川崎から伊那に行く途中でした」と答えました。川崎から佐久まで行くのもとんでもないですし、そこから(17時ごろから) 伊那まで行くというのも信じられない感じでした。まあそうでしょうね。

 

で、走行再開して、挽回しようと頑張ったのですが、佐久から上田の区間のアップダウンが辛く、上田から青木峠(明通トンネル)までの緩いけど長い上りもペースが上がらず、挽回するどころかグロスの維持も厳しい感じになってしまいました。

 

さらに、青木峠からの下りは寒く震える状況ですっかり戦意喪失。この頃には「とりあえず伊那のホテルまで行って、ゆっくり休んで電車で帰ろうか」という気持ち担ってきました。松本から塩尻区間での強烈な向かい風も更に気持ちを萎えさせました。

 

ホテルに着いたのが1時半ごろ。それから入浴、洗濯、食事を済ませて2時半頃就寝しました。疲れすぎてぐっすりは眠れず、7時に起床し、朝食を頂き、帰路につきました。

 

最初は、杖突峠を自走して茅野まで行ってもいいかなと思ったのですが、ローカル線も楽しかろうと伊那北駅に行ったのですが、先日の大雨の影響で伊那-辰野間は運休しており、バスで代替輸送をしているとのこと。バスで輪行はできないでしょうから、辰野まで自走して、中央本線に乗車して帰宅しました。

 

輪行は自転車を置くスペースが確保できるかが心配ですが、中央本線の場合、混んでいる時間でなければ自分の席に置くことができるようです。

 

装備

ウェアは半袖、短パンジャージで、予備としてアームカバー、レッグカバー、携帯ウィンドブレーカー、雨具上を携帯しました。

 

今年は10月でも暑いので日中は半袖、短パンでも暑いくらいでした。ただ、日没後、青木峠(1000m級)からのダウンヒルはアームカバー、ウィンドブレーカーを着ても震えるほどでした。