Foreathlete 745 心拍計

以前、vivosmart 4を使っているときから心拍計の正確性 - 特にzwiftをしているときの正確性が悩みでした。

 

実際の心拍数の1/2ないし2/3に近い値が出ている感じで、センサーそのものの精度というよりは、その後の信号処理で高調波除去、ノイズ除去が悪さをしているような感じです。多分、zwiftだと動き検出が反応せずに心拍数だけ上がっていくので、高周波成分はノイズと判定されて無視されるのではないかと思います。心拍計の中身の処理は知らないのであくまで想像ですが。

 

vivosmart 4は日常使い用でそんなに心拍数が高くなることを想定していないのかも?アスリート用ならば高い心拍数も検出できるのでは?と期待してForeathlete 745を買ってみましたが、仮説を裏付けるような現象を観測できました。

 

Foreathlete 745でも、何もせずにzwiftをやるとvivosmart 4と同様に低い値になってしまうのですが、屋内バイクモードに設定してから行うと期待どおりの値となりました。

 

まず下図は屋内バイク設定をしなかった場合です。20時ごろよりzwiftを始めたのですが、その間は心拍数が上がらず、終わって片付けをしているときに150bpmを記録しました。

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屋内バイク設定なし

一方、こちらは屋内バイク設定をした場合です。こちらはzwiftをやっている間中、170~180bpmを記録しつづけました。

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屋内バイク設定あり

参考に、CooSpoの専用の心拍計と比較した結果です。下図の屋内バイクがForeathleteで記録したworkout、Zwift - Build Me UpがzwiftアプリにCooSpo心拍計を接続して記録したworkoutですが、平均心拍数はどちらも同じ175bpmを記録しました。

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CooSpo心拍計との比較

と、ここまで分かったのですが、屋内バイクに設定する方法だと、zwiftとForeathleteでworkoutを2重に記録してしまうのが難点ですね。Foreathleteをzwiftに心拍計として接続できればいいのでしょうけど。zwift中はForeathleteを外して、CooSpoだけにするのが楽な対策かもしれません。