BRM423 八戸1000 (DNF)

はじめに

4/30~5/1に、AJ宇都宮さんBRM423八戸1000に参加してきました。1000kmブルベは2018年のAR熊本さんの熊本1000以来になります。

参加者が少な目で、スタート日時も4/23~5/7まで幅があったため、誰にも会わないブルベになるかと思っていましたが、twitterで励ましをいただいて意外にも1人で走っている感じはありませんでした。

出走前

久しぶりの1000kmになりますが、それ以前に最近禄にロングを走っていないのが気がかりでした。zwift/trainerroadは週4くらいでやっていましたが、ローラー台は筋肉は鍛えられても腱、関節は鍛えられません。まずいとは思ったものの、時間を取れず、結局実走練習をしないまま本番に望みました。ブルベとバレーボール観戦は両立しませんね。

さて、コースを確認すると序盤と終盤に登りが集中していて、中盤は平坦基調のコースのようです。496km地点の女川がPC1、995km地点の鶴岡がPC2でその他はすべて通過チェックとなっています。1日目ホテルで仮眠したあとのPC1の時間制限が厳しそうです。1日目からそれなりのペースで走らないと仮眠時間を確保できないですし、1日目に頑張りすぎて2日目にペースダウンしてしまうことも心配です。でも、PC1を越えてしまえばあとはペース的には余裕を持てそうです。

また、今回、スタート日時に幅があったため先行して走行された方の情報も参考になりました。曰く、寒さと向かい風には注意だそうです。東北の寒さはある程度想定していましたが、向かい風はノーマークでした。調べるとこの時期は西風が吹くようですね。

ウィンタージャケットと雨具上下を持参して前日夜に八戸入りしたのですが、冷たい雨で予想以上に寒く驚きました。ニュースによると雪も降っているとのこと。ちょっと不安になりました。

1日目

5時に八戸駅をスタートしました。

奥入瀬渓流の景色は見事でした。ただ、天気は良かったのですが、木の上に積もった前日の雪が解けて落ちてきて、まるでみぞれの中を走っているようでした。そのため結構寒く、靴は早々にベチョベチョ。時間短縮のため今夜はホテルは洗濯するつもりはなかったのですが、洗濯確定です。

十和田湖からはちょっとした上りを超えて、CK2青森県境に向かいます。新緑がきれい。初めて走る青森、素晴らしい景色でした。

CK3の早坂峠はなだらかながらガッツリ登る峠でした。頂上に着いたのは16時16分。ここまでは順調でした。

ここからは下り基調になるはずなので、雨は降っていなませんでしたが防寒として雨具上下を着込みました。それでも若干寒いくらいでしたが、途中ラーメンを食べたところ、体が温まって寒さは気にならなくなりました。

そこから水沢に確保したホテルに向かいます。下り基調と思っていましたが、小さなアップダウンの連続で、なかなかペースは上がりませんでした。

11時に水沢のホテル着。コインランドリーを仕掛け、共同浴場で湯船に使って温まり、4時間ほど仮眠を取りました。

2日目

2日目はPC1 女川に余裕を持って着けるように4時に起床し4時40分に出発しました。昨日と同じく雨具上下まで着込んで走りました。

天気予報では午後から降り始めるとのことでしたが、8時頃、中尊寺手前でぱらついてきました。

道の駅おがつについたのが10時42分。そのため、あとは女川まで22kmを2時間半で走ればよいということになるので時間的にはかなり余裕を持てました。リアス式海岸のアップダウンもマイペースで走ることができました。

結果、PC1女川には12時に到着し、この時点で貯金1時間16分となりました。

これで一安心と気を抜いてしまったのがいけなかったのでしょうか。

女川を出たあたりから本格的な雨ライドとなりました。雨だけなら良かったですが向かい風もセットできて、巡航速度で18km前後まで落ちてしまいました。まわりに風を遮るものが何もない田園地帯の緩い上りを直登するようなコースで、「ここから180km、10時間ライドか」と考えるとなかなか萎えるものがありました。

更に、16時を過ぎて気温が下がってくると、濡れた手足から体温を奪われて寒くなってきました。特に防水手袋やシューズカバーを用意していなかったので、雨水や飛沫がそのまま浸水してきました。体の冷えから徐々に熱っぽい症状になってきました。

確保した鶴岡のホテルには23時ごろ到着する予定です。日が暮れて20時ごろになると一層気温は下がるでしょうが、そこから3~4時間走り続けるのは厳しいと感じ始めます。手持ちの衣類はすべて装着してしまっているので、これ以上防寒を強化することはできません。

そう考えながら走っていたところ、ちょうどバス停を見つけて雨宿りがてら地図を確認したところ、ちょうど古川駅から5kmほどの地点にいることが分かりました。古川ならばホテルに避難できそうですし、逆にここを過ぎてしまうと容易にDNFするのは難しそうだと分かりました。

決断するとすると今しかありません。迷いましたが、ここでDNFを決断。鶴岡のホテルをキャンセルして、古川にホテルを確保しました。

古川のホテルで体を温め、洗濯をしたり、DNF連絡したりして休息をとり、翌日、東北新幹線で帰路につきました。

振り返って

寒い雨ライドになることは分かっていましたが、完全に装備不足でした。上は速乾Tシャツ、半袖ジャージの上にパールイズミの5℃のウィンドブレークジャケット、Mont-bellのレインジャケットを着込み、下はショーツ+レッグカバーの上にMont-bellのレインパンツを着て、雨具を着ている部分は防水できましたが、本文で書いたように手足から体温を奪われてしまいました。

手持ちの衣類をすべて着込んでも寒さを凌ぎきれず万策尽きました。思えば、「雨+夜」「雨+冬」の経験はありましたが、「雨+冬+夜」の3コンボは初めてでした。これまでは多少の浸水は気にしなくても大丈夫でしたが、3コンボではもっと徹底した防水と防寒が必要なようです。

あとは、やっぱり走り込みが足りませんでした。DNFの直接の原因にはなりませんでしたが、雨中を走るうちに徐々に膝関節やアキレス腱に痛みを感じ始めてきており、モチベーションへの影響はありました。

今回もDNFしてしまったことで、2019年以降、600km以上のブルベを完走できていないことになります。バレーボールを観戦するようになってから、秋から春にかけての走り込みをしなくなったのが大きな要因と考えていますが、PBPも完走してしまって、目標がなくなってしまっているのも一因とも考えています。

とはいえ、このまま走れなくなってしまうのは悔しいので、次のBRM521興津600では何とか完走したいです。